
こんにちは、みるママです。
赤ちゃんのミルクを作るとき、「水道水のままで大丈夫?」「ウォーターサーバーを使ったほうがラク?」「赤ちゃんにはどんな水を選べばいい?」と気になりますよね。
特に完ミ・混合育児では、調乳を1日に何度も行う時期があります。水道水は費用を抑えやすい一方、お湯を準備する工程があります。ウォーターサーバーはすぐ温水を使いやすい反面、水代やボトル交換、設置場所などを考えなければなりません。
結論は、水道水とウォーターサーバーのどちらか一方が、すべての家庭に向いているわけではありません。
この記事では、調乳の手間、水の性質、料金、備蓄性まで比べながら、あなたの家庭にはどちらが合いそうか判断できるように整理します。
- ミルク作りに水道水を使える条件
- ウォーターサーバーとの手間と費用の違い
- 赤ちゃんの調乳用水で確認したいポイント
- クリクラが向く家庭と注意したい条件
ミルク用の水はどちらが向く?
ミルク作りでは、水道水でもウォーターサーバーでも、必要な条件を満たして正しい方法で調乳することが大切です。
厚生労働省では、乳児用調製粉乳の調乳に使用するお湯を70℃以上に保つよう案内しています。
そのうえで比べると、費用をできるだけ抑えたいなら水道水、温水を準備する手間や宅配水の備蓄性を重視するならウォーターサーバーが候補になりやすいです。
◆水道水とサーバー水の選び分け
水道水は費用を抑えやすく、ボトル管理が不要です。ウォーターサーバーは70℃以上の温水をすぐ使える機種があり、宅配水ならストックもできます。毎月の料金だけではなく、夜間調乳の手間や保管場所まで含めて比べましょう。
水道水が向いている家庭
水道水が向いているのは、ウォーターサーバーの固定費を増やしたくない家庭や、キッチンでお湯を準備することをそれほど負担に感じない家庭です。
日本国内の水道水を使った調乳について、粉ミルクメーカーの明治では、水道水が問題なく使用できる場合は、一度沸騰させて70℃以上のお湯でミルクを作るよう案内しています。
つまり、「赤ちゃんのミルクだから水道水は使えない」と考える必要はありません。
また、水道水なら宅配ボトルを受け取る必要がなく、空ボトルを置いておくスペースも必要ありません。キッチンが狭い家庭や、ウォーターサーバー本体を置く場所がない家庭にも取り入れやすい方法です。
一方で、調乳のたびにお湯を準備する工程が必要です。
夜中の授乳で「泣いている赤ちゃんを待たせながらお湯を準備するのが負担になりそう」と感じるなら、ウォーターサーバーを比較してみる価値はあります。
サーバー水が向いている家庭
ウォーターサーバーが向いているのは、ミルクを作る回数が多くなりそうで、70℃以上の温水をすぐ使える環境を整えたい家庭です。
例えばクリクラFitは、記事作成時点の公式仕様で通常タイプの温水が約80~90℃です。
そのため、厚生労働省が示す70℃以上という調乳時の温度条件を確認しやすく、電気ケトルで毎回お湯を沸かす工程を減らせます。
さらに、宅配水なら未開封ボトルを家庭に置いておけるため、普段飲みながら水を備蓄するローリングストックとも相性があります。
ただし、水代やサポート料金、電気代が必要です。また、宅配水タイプではボトル交換や保管場所も必要になるため、便利さだけで判断しないことが大切ですよ。
PR
わが家で利用できるか確認してみましょう
完ミ・混合育児では、ミルク以外に家族の飲み水や料理で使うかによって、必要な水量も変わります。公式サイトで料金や利用条件を確認してから検討しましょう。
クリクラの利用条件を確認する※すべての家庭に適しているとは限りません。使用量や設置場所も含めてご判断ください。
調乳に使う水の基本条件
水道水とウォーターサーバーを比較する前に、どちらを選んでも共通して確認したい調乳の基本を押さえておきましょう。
私が特に大切だと考えるのは、お湯の温度と使用する水の性質です。
70℃以上のお湯を使う理由
厚生労働省の「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」では、調乳に使用するお湯は70℃以上に保つよう案内されています。
粉ミルクは、製造工程ですべての微生物を完全になくした無菌食品とは限らないためです。
食品安全委員会でも、粉ミルクは無菌とは限らないとして、飲む直前に70℃以上のお湯で調乳し、速やかに消費するよう案内しています。
厚生労働省では、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄することも示しています。
厚生労働省の乳児用調製粉乳の調乳ガイドラインも確認しておくと安心です。
水道水かサーバー水かよりも、まず70℃以上のお湯を使って正しい方法で調乳することが基本です。
なお、実際に使用する粉ミルクによって作り方や分量が異なるため、商品パッケージの表示を優先してください。
軟水と硬度を確認する
市販水やウォーターサーバーの水をミルクに使う場合は、水の硬度も確認しておきましょう。
硬度とは、水に含まれているカルシウムやマグネシウムの量を表す目安です。
明治では、水道水が使えない場合に市販水を使うなら、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが少ない水を選び、硬度120以下、できれば60以下を目安とするよう案内しています。
明治の粉ミルクに使用する水の案内では、水道水と市販水の選び方を確認できます。
クリクラの水は、RO膜でろ過した水にミネラルを加えたROミネラルウォーターで、公式では硬度30mg/Lと案内されています。
水の純度や硬度などは、クリクラ公式の水質情報で確認できます。
🍼 ◆みるママの調乳・クリクラメモ
「天然水だから赤ちゃん向け」「RO水だから必ず良い」と水の種類だけで決める必要はありません。市販水を使うなら硬度を確認し、粉ミルクメーカーが示す作り方も一緒に確認するのが分かりやすいですよ。
水道水でミルクを作る方法

水道水でミルクを作る場合は、清潔な手と消毒済みの哺乳瓶を準備し、使用する粉ミルクの商品表示に従って必要量を入れます。
水道水を沸かし、70℃以上を保ったお湯で粉ミルクを溶かします。
調乳後は熱いので、哺乳瓶の外側を流水などで冷やし、授乳できる温度になったことを確認します。
水道水を使うメリットは、宅配水のように水代を1本ずつ支払う必要がなく、ボトル交換や保管も必要ないことです。
特に、ミルクを作る回数が少ない混合育児や、大人が普段ウォーターサーバーの水をほとんど飲まない家庭では、費用面で水道水が選びやすい場合があります。
一方、お湯を沸かすところから始める場合は、その準備時間が必要です。
夜間の授乳が続く時期に、その工程をどの程度負担に感じるかは家庭によって変わります。
◆水道水を選ぶなら準備方法も決めておく
夜間調乳が心配なら、どの器具でお湯を用意するか、哺乳瓶をどこで冷やすかまで出産前に決めておくと動きやすくなります。
ウォーターサーバーで作る方法
ウォーターサーバーでミルクを作る場合も、基本的な考え方は変わりません。
清潔な哺乳瓶に粉ミルクを入れ、70℃以上のお湯を使って商品表示に従って調乳します。
大きな違いは、70℃以上の温水を常時用意できる機種なら、調乳前にお湯を沸かす工程を減らせることです。
例えばクリクラFitは、通常タイプで約80~90℃、再加熱機能付きでは通常約85~90℃、再加熱時に最大93℃まで上げられる公式仕様です。
| 確認項目 | クリクラFit | ミルク用途のポイント |
|---|---|---|
| 通常タイプ温水 | 約80~90℃ | 70℃以上を確認しやすい |
| 再加熱タイプ温水 | 約85~90℃ | 通常時も高温帯 |
| 再加熱時 | 最大93℃ | 最短約30秒 |
| 冷水 | 約4~10℃ | 飲料水として利用可能 |
| チャイルドロック | 温水側に対応 | 子どもの誤操作対策として確認 |
※記事作成時点の公式仕様です。機種仕様は変更される場合があります。
ただし、ウォーターサーバーを使えば調乳時の衛生管理を省略できるわけではありません。
哺乳瓶の洗浄・消毒、手洗い、コック周辺のお手入れなどは継続して必要です。
また、私はサーバーの冷水を直接足してミルクを冷ます方法を基本手順として一律にはおすすめしていません。まず使用する粉ミルクの商品表示と、厚生労働省などの調乳方法を優先してください。
手間と費用を比較
水道水とウォーターサーバーの大きな違いは、便利さに対して毎月どのくらい費用をかけるかです。
水道水は、調乳に使う水そのものの費用をかなり抑えやすい一方、自分でお湯を準備します。
宅配型ウォーターサーバーは水代、サポート料、電気代などが必要ですが、温水を常時使いやすく、宅配で水が届くメリットがあります。
| 比較項目 | 水道水 | 宅配型サーバー |
|---|---|---|
| 水の費用 | 抑えやすい | 使用本数に応じて発生 |
| お湯の準備 | 加熱が必要 | 温水をすぐ使える機種あり |
| ボトル交換 | 不要 | 必要 |
| 保管場所 | 不要 | 予備・空ボトル分が必要 |
| 備蓄性 | 別に保存水を準備 | 未開封ボトルを備蓄可能 |
「ウォーターサーバーなら得」「水道水なら大変」と単純には決められません。
夜中のお湯準備にどれくらい負担を感じるか、水に毎月数千円をかけることをどう考えるかで、向いている方法は変わります。
クリクラの料金と必要本数
2026年9月の記事作成時点で、クリクラのベーシックプランは12Lボトル1本1,750円(税込)、あんしんサポートパックが月460円(税込)です。
例えば12Lボトルを月2本使った場合は、水24Lで3,500円。サポート料を加えると3,960円です。
月3本なら36Lで水代5,250円、サポート料を合わせて5,710円になります。
| 使用例 | 水量 | 水代+サポート料 |
|---|---|---|
| 12L×2本 | 24L | 3,960円 |
| 12L×3本 | 36L | 5,710円 |
| 12L×4本 | 48L | 7,460円 |
※12Lボトル1本1,750円とあんしんサポートパック月460円で計算しています。電気代や機種ごとの初回金などは含みません。
料金やプランは変更される可能性があるため、クリクラ公式の最新料金・料金プランで確認してください。
完ミ・混合育児で必要になる本数は、赤ちゃんの月齢や授乳回数、1回に作る量、大人も同じ水を飲むかによって変わります。
すべての完ミ家庭に「月○本必要」とは言えないため、使っている粉ミルクの商品表示を参考に家庭ごとに計算しましょう。
また、クリクラには月ごとの注文ノルマはありませんが、公式では3か月で利用本数が6本未満の場合、サーバーレンタル料1,100円(税込)/月が発生する場合があると案内されています。
混合育児などで水の使用量が少ない家庭では、ここも費用比較に含めてください。
備蓄性と災害時の違い
災害時の備蓄まで考えると、水道水と宅配水には違いがあります。
水道水を普段使っている家庭でも、災害への備えとして保存水を別に準備することができます。
一方、宅配型ウォーターサーバーでは、普段使う未開封ボトルを少し多めに保管しておくことで、日常利用と備蓄を兼ねやすくなります。
クリクラの公式サイトでは、クリクラFitなどのサーバーについて停電時でも常温水を取り出せると案内しています。
もちろん停電時には冷却・加熱機能は停止するため、ミルク作りに必要な70℃以上のお湯をサーバーだけで用意できるわけではありません。
災害時の調乳では、清潔な水だけでなく加熱方法も含めて備えておく必要があります。
「宅配水があるから防災は十分」と考えず、家族人数や地域の防災情報をもとに必要な飲料水量を準備しておきましょう。
ボトル交換と保管場所
水道水にはない、宅配水ならではの注意点がボトル管理です。
クリクラの標準ボトルは12Lなので、水だけで約12kgあります。
クリクラFitはサーバー上部にボトルを載せる方式です。産後の体調によっては、12kg前後のボトルを一人で持ち上げることが負担になる可能性があります。
12Lボトルを使うなら、パートナーや家族が交換を担当できるか確認しておきたいところです。
クリクラには5.8Lの軽量ボトルもあり、2026年1月以降に設置したベーシックプランでは1本1,030円(税込)です。
ただし、5.8Lボトルは一部取り扱いのない地域があり、公式の商品ページでは注文単位に条件が示されています。
もう一つ確認したいのが、空ボトルの保管場所です。
クリクラはボトルを回収して再利用する方式なので、飲み終わったボトルは配送員が回収するまで家庭で保管します。
◆本体以外のスペースも確認
宅配水を選ぶなら、サーバー本体だけでなく未使用ボトルと空ボトルの置き場所も必要です。ベビー用品が増える時期なので、出産前に収納スペースまで確認しておくと使い始めてから困りにくいですよ。
契約期間と卒ミ後の注意点
ミルク作りを目的にウォーターサーバーを契約するなら、卒ミ後の使い方まで考えておきましょう。
クリクラでは、記事作成時点で契約期間なし・解約違約金0円のベーシックプランのほか、3年契約のお得スタートプラン、5年契約の超お得プランなどがあります。
長期プランは12Lボトルの単価がベーシックプランより低く設定されていますが、契約期間中の解約では違約金が発生する場合があります。
ミルク作りが終わったあとも、家族の飲料水、離乳食、料理、炊飯、コーヒーなどに使うなら継続しやすいでしょう。
反対に「ミルクのためだけに使う予定」で、卒ミ後はほとんど水を使わなくなりそうなら、最初から長期契約を選ぶかは慎重に考えたいところです。
特に、3か月6本未満になる可能性も含めて、卒ミ後の水の使用量を想像してみてください。
🍼 ◆みるママの調乳・クリクラメモ
ミルク期間だけを見るとサーバーが便利でも、卒ミ後にほとんど使わなくなる家庭もあります。私は「今何本使うか」と一緒に「1~3年後も家族が水を飲むか」を考えて契約期間を比べるのが分かりやすいと思います。
よくある質問
水道水とウォーターサーバーのどちらでミルクを作るか迷っている方から、特に出やすい疑問をまとめます。
PR
わが家で利用できるか確認してみましょう
完ミ・混合育児では、ミルク以外に家族の飲み水や料理で使うかによって、必要な水量も変わります。公式サイトで料金や利用条件を確認してから検討しましょう。
クリクラの利用条件を確認する※すべての家庭に適しているとは限りません。使用量や設置場所も含めてご判断ください。
ミルク用の水選びまとめ

ミルク作りに使う水は、水道水とウォーターサーバーのどちらでも、必要な条件を満たして正しく調乳することが大切です。
費用をできるだけ抑えたい、ボトルの管理をしたくない、キッチンでお湯を準備することを負担に感じない家庭なら、水道水は現実的な選択肢です。
一方、完ミ・混合育児でミルクを作る機会が多く、70℃以上の温水をすぐ使える環境がほしい家庭や、宅配水を日常利用と備蓄の両方に使いたい家庭では、ウォーターサーバーが候補になります。
クリクラFitは通常タイプで約80~90℃の温水を使え、クリクラの水は公式情報で硬度30mg/Lと案内されています。
ベーシックプランでは、記事作成時点で12Lボトル1本1,750円、あんしんサポートパック月460円です。
ただし、3か月の利用本数が6本未満の場合のサーバーレンタル料、12Lボトルを持ち上げる負担、未使用・空ボトルの保管場所も確認しておきましょう。
また、長期プランを選ぶ場合は、ボトル単価だけでなく契約期間と途中解約時の条件まで比べることが大切です。
水道水とウォーターサーバーのどちらを選ぶ場合でも、調乳では70℃以上のお湯を使うという公的な案内と、使用している粉ミルクの商品表示を優先してください。
赤ちゃんの体調、授乳量、発育などについて気になることがある場合は、医師・助産師・保健師などの専門家へ相談しましょう。


